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2006-12-27 Wed 12:06
子供の頃、金魚を飼っていたことをふと思い出した。

自分の記憶を辿ると
いつもわたしは一人でいる。
それは寂しかった時間だったかというと
そんなことはまるでなく
わたしは孤独というものを感じたことはなかった。
不思議な話だけれど
いつもまわりには話し相手がいたし
遊び相手もちゃんといた。
それが
他の人に見えるかどうかは別として
わたしは
自分の回りのいろんなことを感じて
そこから学んでいった。

飼っていた金魚もわたしの遊び相手だった。
金魚にしては随分と大きなやつだったけれど
穏やかで物静かなわたしの友は
病気で静かに亡くなった。

当時、住んでいた団地の空き地に埋めた。
そして
わたしは友の冥福を祈った。
という感覚はまるでなく
「埋めてきなさい」と言われたので埋めてきただけだった。
まだ
その当時、わたしは死を理解してはいなかった。
だから
わたしは数日後、友に会いたくて
土を掘り返していた。
そして驚いた。
金魚の形のまま虫が群がっていて
そこに友はいなかった。
その時、わたしは死というものを知った気がする。

土に還って
またこの地球の一部として生まれてくる。
なんとなくそんなことを感じた。
形ある物はいつかは朽ちるのだろうけれど
心にはいつまでも鮮やかに残るものがある。

わたしはその時見た夕日も覚えている。
まるで
アフリカの大地にでもいるような感じになった。
それはそれは
見事な情景だった。
きっとわたしの友人は
今頃、アフリカの大地を蹴って駆けめぐっているのかもしれない。

2年ほど前に
その場所へ行ってみた。
20数年ぶりのその場所は
意外と当時と変わりなく。
無邪気に笑う子供達がいた。
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